こんばんは!!
RTCです!!
今回も、以前に紹介した撮影法記事のリライトです!!
意外にも難しい足関節。
皆さんどう撮ってますか?
参考書通りではうまくいかないこともしばしば。
関心がある方も多いと思います。
内容を見易くしてご紹介します!!
『 これ。他の施設はどう撮ってるの? 』
2020年から始めたシリーズのブログ記事をアップデートしております!!
以下、過去記事含めたものになります!!
こんばんは!!
他の施設はどう撮ってるの?シリーズ第7弾。
手指、足指、手関、肘、肩、足ときまして!
今回は、『 足関節 』です!!
最初は足関節は比較的簡単だと思っていました。
ですが。
多くの皆さんが気が付いているとおり、結構難しい関節です!!
軽視しがちなところに、実はポイントが隠れているんです!!!
明日から使えるおすすめ撮影法とそのポイント!!
一緒に見ていきましょう!!!!
※施設によって撮影法や考え方は違います。参考にしていただけたらと思います。
撮影法は動画でも紹介しています!!!
ブログと合わせて是非動画をご覧ください!!
足関節の撮影方法!!うまく撮れるコツ!! レントゲン・一般撮影 他の施設はどうとってるの?シリーズその7
https://www.youtube.com/watch?v=WSqR5X7pVsU
では早速!!!
まず正面!!
基準は2つ以上あるかと。
1、内顆と外踝を水平に!!
2、足底が垂直に!!(2、3趾が垂直)
施設によって違うので先生と相談していい方でやるべきでしょう!
ポイントはその他にも!!
他部位同様、重なりを減らして、いいデータを取る工夫をしましょう!!
手順
1、入射点を足関節にし、カセッテ中心とする
2、正面の基準に合わせる(各施設の基準で!)
3、このとき足を内反しない!!背屈しない!!!
4、撮影!!
※※ 肢位の保持が難しい場合は、膝関節などの可動域が原因の場合がしばしば。
※※ カセッテの下に何か敷いて、高さを調整すると撮りやすくなることが多いです。
ポイントはやはり足部が近位部に重なること!!
内反、背屈しないように注意しましょう!!!
外傷の場合、足関節部だけではなく、中足骨の所見を見つけることもあります!!
では側面!!!
膝を伸ばしたまま足を横に向けても、足関節は絶対に真横を向きません!!!
なのでお勧めは、最初にしっかりめに膝を曲げてもらうことです!!(45度前後膝屈曲が多いかも?!)
そこから膝を伸ばしていく過程で、ちょうどよいところで止めます。
この時、身体も全体的に斜めを向いてもらうと下肢の可動域を楽に得られます。
足ばかり見ていると、膝が極端に浮いていことに気が付かない場合があります!!
ポイントは、必ず内顆と外踝を両手で触って確認すること!!!
そして
・外側への回旋が足りなければ膝を徐々に曲げる!!
・外側への回旋が多すぎれば膝を徐々に伸ばす!!
上記の調整を使って足関節の側面になる位置を探します。
※※ 注意:頚骨とひ骨の位置関係(個人差)によっては、膝45度以下の屈曲で、関節が揃う方もいらっしゃいます。
手順
1、まずは膝をしっかりめに曲げて足関節を横に向ける(45度以上が多い)
2、関節面が入射点とカセッテの中心
3、内顆と外踝のそれぞれの前後を、両手を使って4点同時に触れて揃い方を確認する
4、膝の高さや屈曲を調整しながら、手順3を繰り返し、完全な側面にする
5、撮影!!(膝が上がっている場合は関節面がすこし傾いているので、管球を若干尾頭に振ることがあります)
側面の基準は内顆と外踝を垂直にする!!
大事なのは結果的に距骨の関節面がきれいに重なりなく抜けることです!!!
これが疎かだとOA(変形性関節症)の評価が困難になります!!!
いかがだったでしょうか?!
足関節の撮影法!!
ポイントを押さえて良い画像が取れるといいです!!
動画の方も併せて見ていただくとより解り易いと思います!!!
足関節の撮影方法!!うまく撮れるコツ!! レントゲン・一般撮影 他の施設はどうとってるの?シリーズその7
https://www.youtube.com/watch?v=WSqR5X7pVsU
では撮影技術シリーズももう少しで四肢関節コンプです!!
ああ、あと長管骨もある。
ではまた次回。
※施設によって撮影法や考え方は違います。参考にしていただけたらと思います。
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