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★★ 【実はココがポイント】足部の撮影法!!うまく撮れるコツ!! レントゲン・一般撮影 他の施設ではどう撮ってるのシリーズその6

 

 

 

こんばんは!!

 

RTCです!!

 

 今回も、以前に紹介した撮影法記事のリライトです!!

 

撮りやすい部位と思われがちの足部の撮影法。

 

実はポイントがあるんです!!

 

内容を見易くしてご紹介します!!

 

 

 

『 これ。他の施設はどう撮ってるの? 』

 

2020年から始めたシリーズのブログ記事をアップデートしております!!

 

 

以下、過去記事含めたものになります!!

 

 

 

 

こんにちは!!

 

 

他の施設はどう撮ってるの?シリーズ第6弾。

 

手指、足指、手関節、肘関節、肩関節ときまして!

 

今回は、『 足部 』です!!

 

 

 

足部は簡単そうに思えて、意外と工夫の余地があります!

 

アイデアが集まるのがコミュニティのいいところです!

 

一緒に見ていきましょう!!

 

 

※施設によって撮影法や考え方は違います。参考にしていただけたらと思います。

 

 

 

撮影法は動画でも紹介しています!!!

 

ブログと合わせて是非動画をご覧ください!!

 

 

 

足部の撮影方法!!うまく撮れるコツ!! これ。他の施設はどう撮ってるの?!シリーズその6

https://www.youtube.com/watch?v=mETCMa1j2qY

 

 

 

 

 

 

まず正面!!

 

一般撮影の中でも、屈指の簡単さを誇る!?はずの足部正面!!

 

意外と知らない工夫が隠れています!!!

 

体育座りがおすすめ。

 

ポイントは重なりです。

 

 

 

手順

 

1、カセットの真ん中を踏んでもらう

 

2、母指球を意識してカセッテに付けてもらい、足背全体が概ね真っすぐ上を向くようにする(ちょっと抽象的か汗)

 

3、横から見て、やや底屈するようにする(下腿の足部への重なりが減り、近位が観察しやすくなる)

 

4、入射点は足背中央で撮影  ※※ 私の施設では、管球は尾頭方向に15度前後振ってます

 

 

重なりを減らすことで画像上観察できる範囲が広がります!!

 

 

 

 

 

 

2方向、正面と斜位が一般的かと思います。

 

ここでも重なりの除去が生きてきます。

 

正面を撮ったあと、そのままなんとなく斜位にしてしまうと思わぬ弊害があります。

 

患者によっては斜位がつけづらい、そして近位部の重なりが増えて情報が劣化してしまう、などがあります。

 

 

 

手順

 

1、カセッテの向きを正面時よりも斜めにする!(上のポジショニング画像参照)

 

2、足部はやや背屈とする

 

3、中足骨が重なり過ぎない程度に足部を斜位にする(目安は立方骨が真上向くイメージ)

 

4、管球の角度は0度とし、足背中央中心で撮影!!

 

 

これで完成です!!

 

 

踵骨や距骨の観察もしやすくなります!!

 

簡単ですが小さな工夫で情報を増やすことが可能です!!

 

 

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

比較的簡単な部位にも、工夫するポイントは存在します!!

 

一般撮影はF/SからCRやFPDに変わったことで、その本質も変わりました。

 

見る箇所を決め、見やすい濃度の写真を撮る(写す)!!(F/S時代)

 

見る箇所以外にも良い画像データを取り、全体を見やすくする!!!(CR時代)

 

この部分の変化はとても大きなものでした。

 

ですから、ポジショニングの意味合いも少なからず、良いデータを取る!!というベクトルで行うべきだと考えます!!

 

 

足部の撮影法でした!!

 

是非、動画とブログ合わせてご覧ください!!

 

 

足部の撮影方法!!うまく撮れるコツ!! これ。他の施設はどう撮ってるの?!シリーズその6

https://www.youtube.com/watch?v=mETCMa1j2qY

 

 

それではまた次回!!!

 

 

※施設によって撮影法や考え方は違います。参考にしていただけたらと思います。