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【照射野ライトでロックオン】鎖骨を迷わず真ん中に写すコツ!!鎖骨2方向撮影法 レントゲン撮影 一般撮影・レントゲン 他の施設はどう撮ってるのシリーズその32

 

 

こんにちは!!

 

RTCです!!

 

今回は鎖骨2方向の撮影法を紹介したいと思います!!

 

ブログでは動画の詳細を解説しています!!

 

 

ほかの施設はどう撮ってるの?!シリーズその32

 

 

『 【照射野ライトでロックオン】鎖骨を迷わず真ん中に写す!!鎖骨2方向撮影法 一般撮影・レントゲン ほかの施設はどう撮ってるの?!シリーズその32 

 

 

今回は、鎖骨2方向の撮影法をご紹介します!!

 

シンプルに画像を真ん中に写すコツです!!

 

この考え方はどの部位にも応用できます!!

 

 シンプルな撮影方法だからこそ、あまり仲間と話し合わない撮影法かもしれません

 

これを機に仲間で話し合ってみませんか^^7

 

 

 

いつも通り!!

 

RTCでご紹介する情報はコミュニティに集まった情報をまとめたものです。

 

施設によって方法や考え方は違います。

 

みなさんの施設の参考になれたら幸いです。

 

 

それではご紹介していきます!!

 

 

 

 

 

 

< 正面撮影 >

 

正面撮影のポイントはこちらになります。

 

・体位の作り方

・中心の決め方

・フィルムの合わせ方

 

この3つです。

ここに注目してみてください!!

 

 

立位での撮影法を紹介します。

 

SIDは100cmを想定しています。

 

あらかじめ照射野を使用予定のカセッテサイズに絞っておきましょう。

 

 

1、ブッキーに背中を付けて立ってもらう(最初はだいたいで良い)

 

2、鎖骨の中央を光照射野の中心に合わせる(胸骨上窩と肩峰の真ん中になるように立ち位置を調整)

 

3、ブッキーに映った影を目安にカセッテの縦中央と照射野の縦中央を合わせる(照射野の十字とカセッテの上下中心)

 

4、猫背にならない様、胸は張りすぎず、上肢は力を抜いた状態を作る(姿勢はニュートラル)

 

5、光照射野を必要な大きさに絞る(被写体によって変わると思います)

 

6、撮影時には必ず軽く息を止めてもらい撮影(体動を抑制します)

 

 

 

以上が正面撮影の紹介になります。

 

 

見るべき部位を、安定して真ん中に写すことは技師にとってとても大事なことです。

 

ブッキーを使う場合、上下と左右は別々に考えて行った方が考えやすいと思います。

 

注意:動画では説明のために鎖骨上窩や肩峰を指で触っていますが、実際はよほどのことが無い限り触りません。

 

 

 

 

 

 

 

< 軸位撮影 >

 

軸位撮影のポイントはこちらになります。

 

・体位の作り方

・中心の決め方

・フィルムの合わせ方

 

正面撮影と同様にこの3つです。

ここに注目してみてください!!

 

 

軸位に関しては、鎖骨の画像がカセッテの中の思った位置に映らないという話をよく聞きます。

 

今回の方法を意識すれば簡単に中心に持ってくることができます。

 

正面を撮影した流れで続けて撮影します。

 

 

1、まずは尾頭に管球を振る(管球の振り角は20度から30度が多いと思います)

 

2、体位が崩れてないかチェックする(猫背になってないか、胸を張りすぎていないか)

 

3、照射野中心を鎖骨の中央に合わせる(胸骨上窩と肩峰の真ん中になるように立ち位置を調整)

 

4、ブッキーに映った影を目安に鎖骨の位置がカセッテの中央に来るように調整する(30度角度を振ると画像はかなり伸びて写ります、動画参照)

※※カセッテとブッキー表面が実際は離れている分、フィルム上に映る位置も上側にかなり流れますので、1~2横指ほど加味して位置を決めたほうが良いと思います。

 

5、光照射野を必要な大きさに絞る(被写体によって変わると思います)

 

6、撮影時には必ず軽く息を止めてもらい撮影(体動を抑制します)

 

 

以上が軸位撮影の紹介になります。

 

軸位が苦手という方は、幾何学的なイメージがまだうまくいっていません。

 

イメージする訓練に最適なのは出てきた画像をみて、必ず感想を持つことです。

 

『どう思ったか』という体験が記憶と思考を促します。

 

どの部位にも応用できる考え方なのでおススメです^^

 

日々の積み重ねで必ず身につくスキルなので、是非挑戦してみてください^^

 

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

鎖骨は目で見えてイメージし易い部位です。

 

イメージを意識して行えば、身体の中を思ったように画像に写すというトレーニングにもなっています。

 

毎回真ん中にきっちり写っていたら先生も見やすいし、比較もしやすい。

 

患者さんにも、我々にとってもWin-Winですね^^

 

 

撮影部位は変わっても、役立つスキルは同じです!!

 

実物をイメージして、撮影を幾何学的に考えられるように、撮影した画像を評価するトレーニングを行いましょう!!

 

この時、やはり仲間で取り組めば長く続けられると思います^^

 

是非みんなで繋がりましょう!!

 

 

それではまた次の動画で!!

 

 

 

※施設によって撮影法や考え方は違います

 

 

※ブログは動画でお伝えしきれなかった情報やニュアンスを追加しております。

※ブログの執筆が動画編集に追いついておりませんm(__)m

※がんばります!!