こんばんは!!!
久しぶりの撮影法動画のアップロードです!!
おかげさまで人気企画となっております!!^^
ほかの施設はどう撮ってるの?!シリーズその25
『 コツは肘と身体の向き!!上腕骨2方向の撮影法!!~おまけ付き 三角巾で腕を吊ったVer.~ 』
こちらをご紹介したいと思います!!
長管骨は角度などがシビアでない分、再現性に意識が向きづらいです。
解り易い基準と方法がそれらの助けになるはずです!!
今回ご紹介する方法が、皆さんの参考になったら嬉しいです!!
※※施設や地域によって撮影法や考え方は違います!!
それではご紹介していきましょう!!
撮影法YouTube動画はこちら!!
『 コツは肘と身体の向き!!上腕骨2方向の撮影法!!~おまけ付き 三角巾で腕を吊ったVer.~ 』
まずは正面から!!
今回は立位にてブッキーを利用した撮影法です!!
撮影のポイントは、
・肘を基準にして正面とする!!
・照射野を使って上腕の位置をガイドをする!!
この2点です!!
< 撮影手順 >
1、まず撮影範囲を照射野と共に大まかに作っておく(最初は大体で構いません)
2、患者さんの立ち位置を、肩を基準に撮影範囲に合わせる(画像と動画参照)
3、上肢をやや外転して予定の位置へ合わせる(肘を軽く曲げて肘を正面とする!!)
4、身体をやや斜めにすると、上腕が自然に受像面に近づけられる(これも画像と動画参照)
5、照射野の中心を上腕の中央に合わせる(肩に力を入れないこと!!)
6、肩と肘が撮像範囲に入っているか確認する(光照射野をつけて自分の指の影で確認!!)
7、息を止めて撮影!!
以上です。
コツは身体の向きと肘の向きです!!
それによって得られるのは安定感と再現性です!!
基準を持って検査に臨めば、新人さんでも安心ですね^^
※施設によって撮影方法や考え方は違います!!
※※上腕骨などの長管骨では関節撮影のようなシビアな基準は設けていませんが基準は必要です!
次に側面!!
立位にてブッキーを利用した撮影法です!!
撮影のポイントは、
・肘を基準にして側面とする!!
・前腕をブッキーにつける!!
この2点です!!
< 撮影手順 >
1、撮影範囲を照射野と共に大まかに作っておく(最初は大体で構いません)
2、肘を屈曲してから上肢を外転・外旋する(この時に前腕をブッキーにくっつける)
3、身体をやや斜めにすると、上腕が自然にしっかりと受像面に密着できる(これも画像と動画参照)
4、照射野は上腕の中心とする(肩に力を入れないこと!!)
5、肩と肘が撮像範囲に入っているか確認する(光照射野をつけて自分の指の影で確認!!)
6、息を止めて撮影!!
以上です。
コツは身体の向きと前腕の保定です!!
それによって得られるのはやはり安定感と再現性です!!
この方法なら上腕は肘を基準にしっかり側面となります!!
※施設によって撮影方法や考え方は違います!!
※※上腕骨などの長管骨では関節撮影のようなシビアな基準は設けていませんが基準は必要です!!
まとめ画像参照です!!!
RTC動画チャンネルでは、まとめの部分を含めた動画編集を行うようになりました!!
今回から動画の構成を変えることにチャレンジしています!!!
カッコかわいいサムネイルもそのひとつです!!
クリエイターとして仲間達が力を貸してくれています!!
もちろん技師の仲間です!!
YouTubeのコンテンツをじっくり構想を練っているところなのでご期待ください!!!
多くの方の参考にしていただけたらとても嬉しいです!!
いかがだったでしょうか?
上腕のような長管骨は関節と違ったコツや基準があると思います。
撮影角度などがシビアでない分、再現性や汎用性、患者さんの肢位の安定などに注目してみました!!
新人さんの頃は基準がなくてむしろ困るという声も聴くことがあります。
参考にしていただけたら嬉しいです!!!
思いのほか説明が長くなってしまったので、
動画後半の『 三角巾で吊った上腕の撮影法のバリエーション 』は次回のブログで取り上げたいと思います!!
他の長管骨でもお会いしましょう!!
それでは!!
撮影法YouTube動画はこちら!!
『 コツは肘と身体の向き!!上腕骨2方向の撮影法!!~おまけ付き 三角巾で腕を吊ったVer.~ 』
コメントをお書きください