こんばんは!!!
久しぶりの撮影法動画のアップロードです!!
おかげさまで人気企画となっております!!^^
ほかの施設はどう撮ってるの?!シリーズその24
『 難しく考えすぎ!?安定して撮れる踵骨2方向!!』
こちらをご紹介したいと思います!!
踵骨撮影の2方向はやはり軸写が含まれることが多いと思いますので、初学者の方々は安定しないことが多いように感じます。
皆さんの参考にしていただけたら幸いです。
※※施設や地域によって撮影法や考え方は違います!!
それではご紹介していきましょう!!
撮影法動画はこちら!!
難しく考えすぎ!?安定して撮れる踵骨2方向!!一般撮影・レントゲン ほかの施設はどう撮ってるの?!シリーズその24
まずは側面から!!
撮影のポイントは、
・膝の屈曲
・力を抜いた自然な肢位
この2点です!!
< 撮影手順 >
1、半側臥位で寝てもらう
2、検査側の膝をやや屈曲してもらう(曲げすぎないように)
3、足部、踵部外側がカセッテにペッタリ付くように膝の曲げ具合を調整する
※下腿が外旋しすぎると踵部が浮いてしまう、膝の屈曲が足りないと踵部がカセッテにつかない(画像参照)
4、足部、足関節の力を抜いてもらう(自然な、ニュートラルな感じが良い)
5、照射野をある程度絞る(目安は画像・動画参照、管球は垂直)
6、撮影!!
以上です。
コツは自然な体位を心がけること!!
基準にこだわって肢位に力が入るとかえって観察しにくくなることがあります。
内反、背屈はあまりしないようにしましょう!!※施設によって考え方は違います
※※動画でも内反と表現しています。対象の関節によって多少表現は変わりますのでご了承ください。
次に軸写!!
新人技師さんたちが苦手な軸写です!!^^
どの部位でも軸写は難しいものです。
焦らずしっかり手順を理解すればすぐに上手くなります!!
撮影のポイントは、
・足の向き
・背屈の程度
この2点です!!
< 撮影手順 >
1、仰向けで寝てもらう
2、管球の角度は40度(画像・動画参照)
3、踵をカセッテの端あたりにセット(画像・動画参照)
4、足底部を線束に対して正面になるように調整
5、出来るだけ背屈を促す(5~8は後半で解説!)
6、足底部が正面氏出来ない場合は、カセッテの位置で若干調整(画像・動画参照)
7、入射点は距踵関節を狙う(踵骨の根元の辺り)
8、撮影!!!
以上です。
コツは足底部を基準として意識することです!!
足の向きと背屈を調整するのに役立ちます!!
それとカセッテ上の足の位置を、思っているより端っこにしましょう!!
画像と動画を参照してもらうと解り易いです!!
安定して画像のど真ん中に踵骨を観察することができます!!
背屈の保持が自力でできない患者さんのために補助具を紹介します!!
弾性包帯を使った簡単なものです!!
ポイントは弾性包帯の持ち手の所にコブを作ることです!!
握力・腕力がない方でも楽に保持が可能です!!
ただし痛みの強い方に無理は厳禁です!!!!
無理のない範囲でポジショニングをしましょう!!
補助具は基本使い捨てです。
使い方は画像と動画を参照してください!!
作成も使用もすっごく簡単ですよ^^
実際の画像でいうとこんな感じです。
側面では自然な体位であることと、関節を意識して観察しましょう!!
軸写では踵骨の向きと距踵関節の見え方を意識して観察しましょう!!
軸写の場合、向きの調整や重なりを減らすことで画像が観察しやすくなっていることがよくわかると思います!!
注意点:患者さんに無理のないように!!
いかがだったでしょうか??
やっぱり苦手な人が割と多い軸写撮影。
しかし基準がしっかりすれば再現性も画質も確実に向上します!!
初学者の方たちに参考にしていただけたら幸いです!!
しかし踵骨撮影にも様々な撮影法があります。
施設や臨床の先生によって考え方は違いますのでご注意を!!
以上!!
踵骨2方向の撮影法をご紹介しました!!!
では次の撮影法動画で会いましょう!!
撮影法動画はこちら!!
難しく考えすぎ!?安定して撮れる踵骨2方向!!一般撮影・レントゲン ほかの施設はどう撮ってるの?!シリーズその24
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