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CR 意外と気になる?!腹部外観の撮影法!!レントゲン・一般撮影 他の施設はどうとってるの?シリーズその14

 

 

こんばんわ!!

 

レントゲン・一般撮影 他の施設はどうとってるの?シリーズその14。

 

今回は『 腹部概観 』です!!

 

腹部外観は日常的に撮影機会が多いからこそ、撮影者によっていろいろな基準があって当然です!!

 

施設や考え方によって違いがあるとはと思いますが、ここでは私のおすすめの撮影手順をご紹介致します!!

 

参考にしていただけたら嬉しいです!!

 

 

動画はこちら!!

意外と気になる?!腹部外観の撮影法とその基準!! レントゲン・一般撮影 他の施設はどうとってるの?シリーズその14

https://www.youtube.com/watch?v=lAKovz7Jrwc

 

 

 

 

 

 

立位の方法!!

 

立位のポイントは『 高さ 』だと思います!!

 

なぜなら、立位は横隔膜を画像に入れる、ということを決まりとしている施設が多いからです!!

 

様々な合わせ方があると思いますが、ここではこれ!

 

おすすめの基準は、肩甲骨下縁 です!!!!

 

標準体型 : カセッテ上縁を基準に合わせる

 

大柄/ふくよかな方 : カセッテ上縁を基準より少し上げる

 

華奢/スリムな方 : カセッテ上縁を基準より少し下げる

 

多少の加減が必要です!!

 

経験を積めば思っているよりギリギリを攻めれます!!

 

そうすることで骨盤腔内をなるべく写して、画像に情報をたくさん入れましょう!!

 

 

 

 

 

臥位!!!

 

臥位のポイントは『 センター 』です!!

 

そしてそのおすすめの基準は 腸骨稜 です!!!

 

理由は大転子や恥骨は被験者の体格によっては触りにくく難易度が高いからです。

 

腸骨稜のほうが打率が高い印象です。 ※※ 腸骨棘ではないですよ!!

 

 

照射野のセンターを基準に持ってきてからスタートです。

 

 

臥位は恥骨結合(直腸)を入れて撮るという施設が多いのではないでしょうか。

 

 

ですから恥骨を意識します。

 

もちろん体格によって骨盤の大きさや坐りは違うので多少の調整が必要です。

 

必ず恥骨が照射野の端に収まっているか引きで確認しましょう!!

 

この時、体軸方向の照射野の大きさをカセッテの大きさに絞っておく必要があります!!

 

最後に中心は必ず体軸方向を意識して目視で確認しましょう!!

 

慣れればギリギリを責めることができます!!

 

情報をたくさん載せましょう!!

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか!?

 

腹部外観は様々な場合に撮影されます。

 

目的をもって撮影することで、結果的に情報の多い画像を提供することができるようになります!!

 

ブッキーに敷くマットはとてもお勧めです!!

TV、CR撮影台等に敷くやわらかマットのススメ!

 

動画と合わせて詳細をご覧いただくとよりニュアンスが伝わりやすいかと思います!!

 

より良い画像を臨床で役立てるために情報を共有しましょう!!

 

ではまた!!

 

 

動画はこちら!!

意外と気になる?!腹部外観の撮影法とその基準!! レントゲン・一般撮影 他の施設はどうとってるの?シリーズその14

https://www.youtube.com/watch?v=lAKovz7Jrwc