こんにちは!!
今回は股関節撮影をするための下肢の固定法をご紹介します!!
主にCTやMRを撮影する際に使用するための方法です!!
もちろん一般撮影にも使用できます!!
CTでは肢位を固定したまま数分。
MRでは20分前後肢位の保持を強いられます!!
そこで!!
患者の負担を減らし、動きなどによる画質低下を抑えるべく考案した方法が画像のようなものです!!
声を大にして言いたい!!
『 固定法は撮影技術だっ!!!! 』
というわけでご紹介しましょう!!笑
いつも通り動画と合わせてご覧ください!!
ブログだけより、そして動画だけより解り易くなります!!!
CT・MR 股関節の固定方法!! 固定とは撮影技術です!! 他の施設はどう撮ってるの?シリーズその11
https://www.youtube.com/watch?v=Hh7999zH5dw
必要なものはたった2つ。
・バスタオル(大きめの方が楽です)
・重り(3キロ前後あった方がいいです)
はっきり言って簡単です!!!笑
なのに効果は抜群にあります!!安定です!!!
いきなり方法をざっと書き出していきます!!
1、まず真っすぐ寝てもらって足を閉じます
2、タオルをしっかり巻き付けます(巻いたタオルがしっかり踵の下に入るように!)
3、タオルを巻き付けたまま、閉じていた下肢を内旋しつつ開きます
4、下腿の間のタオルの表面がピンと張っているか確認する
5、ゆっくり重りを乗せて完成!!!
※ 高齢者の方、腰が痛いという方は膝の進展位がしんどいので、膝の下に枕やタオルを入れて差し上げると良いです!!こぶし一個分くらいの厚さで少し面積があった方が安定するのでオススメです。薄めの枕ぐらいのイメージ。高すぎると過度に内転したり、内旋位がほどけやすくなるので注意。
以上です!!
驚くほど安定して長時間保定出来ます!!
この方法で肢位がしんどくて辛かったという患者さんはほぼいません!!
楽だったよと言ってくれます!!
いかがだったでしょうか?!
簡単なのに効果は抜群!!おすすめの固定法でした!!
詳細とニュアンスはブログと動画を合わせて見ていただくと伝わり易いかと思います!!
患者さんも楽になって、撮影も楽になります!!
MRは特に、スライス位置のずれや、モーションアーチファクトとおさらば出来ますよ!!!!
これぞWIN-WINですね!!
CT・MR 股関節の固定方法!! 固定とは撮影技術です!! 他の施設はどう撮ってるの?シリーズその11
https://www.youtube.com/watch?v=Hh7999zH5dw
是非試してみて下さい!!
それでは!!
コメントをお書きください