こんばんは!!!
今回はCTの撮影台をカバーするシートのご紹介!!!
主に発熱外来の患者さんがCTを撮ることになった場合の為のアイデアです!!
ビニールシートで大きく寝台を覆います!!
今回はこれだけ!!!
でもすごくいいアイデアです!!!
こちらのアイデアは、放射線技師主催で行われている新型コロナ対策ミーティングオンライン(インターフェースはZOOM)にて、実際に新型コロナ陽性患者がいる施設での取り組みを真似したものです!!
新型コロナウイルスの患者数が一旦落ち着きましたが、今後は自粛と解禁を繰り返しながら、感染者は増減を繰り返す、と考えられます。
落ち着いている今こそ、対応策を練るときです!!!
ではご紹介させていただきます!!
使用するものは3つだけ。
1、農業用透明マルチ真ん中マーカー付 0.02 mm × 90 cm × 長さ(ただの透明のビニールシートです)
2、はさみ
3、頭の位置を示すマクラ
みそは寝台の幅よりもかなり大きい幅のものを使うことです。
また農業用かい!って思ってくれた方、ありがとうございます(笑)
幅が大きなビニールを使うメリットは4つ!!
・端が垂れるので患者さんが台のヘリを掴んでも気にならない!
・長めに垂らせば寝台にビニールが巻き込まれない!
・靴を脱いでもらう手間と時間が省ける!
・身体の固定が必要な場合、固定具が身体に直で着かない!(画像がなくてスミマセン)
以上の様なメリットを感じています。
もちろん。
感染症予防の為!!!!
というのが一番なんですけど!
マクラはビニールの下に設置しておきます。
動ける患者さんは必要以上に接近せず、離れたところから口頭指示で寝ていただくので、マクラがいい位置の目印に。
センターマーカーがいい感じにマッチして設置もしやすい!!(農業用っていい!)
そして頭側にも大きくビニールをかけるのは、患者さんの荷物を置いてもらう為です!!!
かごを使わずに一回のビニール張りで済むので、一石二鳥!!!!(置き場として色を変えたりしておくと良いかも!)
大体1回で2メートル50くらい??使用しています。
検査が終わったら、シートを端から折りたたむように剥がし、エアロゾルが極力舞わない様にたたんで捨てます。
この時ポジショニング担当技師は、手作りガウン(別記事参照)、ボウシ、手袋2重、ゴーグルです!!
※操作室の撮影担当技師と2人で1チームです。
次の患者が来る前に寝台を消毒(念のため)して、換気を行います。
次の検査を行う前に、手袋を変えて新たにビニールシートを張りなおします。
以上、こんな感じで発熱外来の検査を行っています。
いかがだったでしょうか?!
コロナ対策ミーティングオンラインで頂いたアイデアを早速使わせていただきました!!(すでにたくさん)
私どもは情報を共有させてもらえてずいぶん助かっています!!!
ミーティングに参加されていたの皆さんありがとうございました!!!(毎回100人いました驚)
農業用のビニールシートはこの時期たくさん売っています!!
しかも安いです。(100メートルで千円前後)
ディスポで使うことで、長丁場を闘うスタッフの気も楽になります!!
我らRTCもコミュニティとして情報を共有していきたいです!
是非参考にして下さい!!!
では。
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