こんにちは。
今回はつれづれシリーズ。
書きためた原稿からの投稿です。
何かの参考にしていただけたら幸いです。
<仕事と職業に思うこと>
ニーズに応えること
新しいことをやること
低コストでやること
以上の三つは仕事に求められていることであり、つまり社会的に価値のあることを生産するということである。職業で考えると(社会的に)信用されることをプラスして考える必要がある。
職業とは仕事であって、お金を稼ぐということに他ならない。さらに資格をもった職業で仕事をするということは、社会的に恒常的に責務を果たすということであって、信用されないような精度や質でそれらを行ってはならない。以上のことを踏まえて仕事と職業について考える。
多くの場合、仕事と職業を振舞うのは会社の中、ひいては社会の中である。管理職の立場や新人の立場では、求められていることはもちろん、考えていることも違う。世代や環境によって大きく違うのだから、これら差異に成否を議論する意義は低い。ただ世代や環境に関係なく、いわゆるヒエラルキーとは違った上下関係は少なからず存在して、それは意識して扱えばとても有意義な代物だ。そこで集団における最も重要なことはずばり『人間関係』である。
上司部下の人間関係に限らず、横の関係が良好なことは個人にとって集団にとって非常に有益なことは明らかである。人間関係が良好でない場合、仕事に関する全ての事がうまくいかない。時間がかかる、ミスやエラーが増える、もしくはそれらが改善しないといったことが連鎖する。
人間関係はバランスである。それぞれに組織、集団の中の位置があって役割がある。それらは居場所といってもいい。各個人の低次欲求を満たすためには重要であり当然だ。それらを諍いなく治めるにはバランス感覚の優れたリーダーが必要だ。集団は良くも悪くもリーダーに牽引され、リーダーの感覚に寄っていく。リーダーが有能であれば、特別なことはせずともレベルは上がるのは自然なことである。恒常的に求められ課されるタスクは当然のように苦もなく受け入れられていく。逆にリーダーが無能であればどこまでいっても集団は無能だ。社会における尺度であるリーダーが示せることが何もないのだからこれもまた当然である。
会社、組織にとって価値のある人間、集団とは、恒常的な生産性を示せる存在であるということがいえる。求められる価値を把握し、それに応じていくという能力には個体差があり、それが個人の価値であるといってもいい。ただし能力には個人差があってそれぞれ役割がある。ならばそれらの多くに価値を見出しマネージメントすることこそが、本当に求められている価値の真理である。
今後は多くの管理職や物事の中心になる方たちの意見や考え方に触れたい。横のつながりを作るためには対価としての時間が絶対に必要である。先行投資をするということは必然である。培うことのできた関係は必ず相互に利益をもたらす。社会において前向きに物事を考え進める人間には欠かせない、いわゆる人脈である。
どうなりたいか(欲求)
どうあるべきか(倫理観)
どうできるか(能力の把握)
これらをバランスよく存在させることが肝要である。欲求は行動力の根源であるし、倫理観はバランスをとるために重要な感覚であるし、能力の把握は責任のある立場、職業では必要不可欠である。
ならば欲求、倫理観、能力はどのように育てていくべきなのか。これに関しては単純だ。先人である者たちが確固たる姿を見せること以外にない。当然のように存在することが、後進たちに示せる最も影響のある力である。もちろんこの場合も人間関係で成り立つものであるから、一昔前のような手法、いわゆる職人の徒弟性が現代でもうまくいくとは限らない。先人であることはアドバンテージではない。今現在に適応するため考え行動することは、先人、後進問わず公平に必要なことなのである。共に進み価値観を少なからず共有する。つまり共有することができる人間関係があることが肝要であり、スタートラインといってもいい。伝わるということは、例外なく相互の歩み寄りによって生まれる。職業における社会的価値とはそういうことなのかもしれない。
ハッキリしなきゃいけないこと
モラル(ガイドライン)
役割(個人の尊厳、居場所)
権限(責任の所在)
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